弊社で現在提案中のクラウドDBサービスについて書いてみたいと思います。
弊社のクライアントからのご相談で、クライアントの仕事先で社内と社外でのスタッフの情報共有を行うための「進捗管理システム」を作りたいお客様がありますといご相談でした。
同行させて頂きヒアリングをさせていただきました。
ご希望はすこぶるシンプルなもので、FAX等で入る注文書を事務所で入力して外部のスタッフ(営業さん)と瞬時にタブレットやPCを使った情報共有をしたいというものでした。
サーバーを建ててグループウエアーを入れれば簡単に構築できるので、クラウドのサービスから探して提案することにしました。
幾つかのサービスを見て、最終的にサイボーズさんのKintonをお勧めすることにしました。
選定してお勧めする理由ですが、お使いになる方が現場の余りPCに慣れていない方が多い、システム管理者がいない事業所なので触りやす事、そしてコストが安価で運営しやすい事、もし合わないと感じても辞めやすく別のシステムに乗り換えやすい事がポイントになります。
MSさんのアクセスとかで十分にできる簡単なDBもありますし、ファイルメーカーなども検討しましたがコメント機能や通知機能などで評価が良く、弊社としてもお勧めした甲斐がありました。
中所企業さんは各種の業務パッケージなどを使っており、その当たりのDBとの親和性も選定基準になります。弊社はPCAさんとかともお仕事してますが、なかなかパッケージとAPIでやり取りする環境が無かったりと選定では気を使います。
まあ、これから色々テストして利用体験を積んで頂きますが、最終的には業務システムとグループウエアーを繋いで、受発注の共同システムなどに育てられればと思います。
ちょうど今日ですが、コクヨさんが、kintoneからFAXや郵送で帳票を送る機能をプラスする「Repotovas」というサービスを11月から立ち上げるとプレスリリースが出てました。どの企業も自社完全開発から協業型にシフトしている感じです。