2023年11月7日はWordPress6.4のリリース日です。
PHPの推奨バージョンが8.1から8.2に上がります、既存のサーバーは幾つかのバージョンを選択できると思いますが、古いテーマの場合、PHPを上げることで動作が不安定になる場合があります。
まだまだ細かいところを調べないといけない事だらけですが、先達の皆さんが詳しく解説してくれている記事や公式サイトを見ながら確認を進めています。
私が参考にさせて頂いている記事は
Aki Hamano(@AkiHamano)さんの「【WordPress6.4】theme.json の変更点」記事も参考になります。
浜野さんの解説では以下のポイントが変わっているそうです。
とりあえず変更点をざっくりと知っておきたいという方のために、WordPress 6.4での変更点をリストアップしておきます。より詳しく理解してみたい方は、以降の各セクションの解説を参照ください。
- 背景画像を設定出来るようにする
settings.background.backgroundImage
プロパティが追加された (解説)- レイアウト関連 UI を有効化・無効化出来るようにする
settings.layout.allowEditing
プロパティが追加された (解説)- Lightbox の設定に関する
settings.lightbox
プロパティが追加された (解説)- Fluid Typography で、ビューポート幅 (
settings.typography.fluid.maxViewportWidth
、settings.typography.fluid.minViewportWidth
) を設定出来るようになった (解説)writing-mode
を設定出来るようにするsettings.typography.writingMode
プロパティが追加された (解説)- サイト全体またはブロックのデフォルトスタイルとして、
writing-mode
を設定出来るようになった (解説)
非常に参考になります。最近の私のWordPressに対しての考え方は昔のようにガリガリと自作のデザインをテーマに落とし込む作業は辞めています。
安定してアップデートに対応してサイトが使える事が重要で、低いレベルのテーマ作成はお客様の為にならない現実があります。
国産の優秀なWordPressテーマが幾つもリリースされていて、コミュニテイの投稿も活発に行われているテーマを使う事が結果としてお客様の為になるケースが多いです。
ベクトルさんの「Lightning」、キタジマさんの「SnowMonky」、RYOさんの「SWELL」など優秀なテーマが多数ありますし、各テーマの有料オプションを組み合わせれば従来自作していたデザイン実装は殆ど可能になります。
自作の場合は古いバージョンのWordPressを6.1→6.2→6.3→6.4とバージョンアップする作業の中で自動アップデートで動作しない(動作エラー)になるプラグインなどもあるので、ほったらかしはダメなんですが結構確認が大変です。
その点、有名どころのテーマは使い勝手がよく時間効率は費用にも影響しますので、しいてはお客様の為になると思います。
まずは今回の6.4のバージョンに既存サイトがどのように対応するかをWordPress.org のリリースニュースなどを確認しながら進めてゆきたいと思います。