Adobe MAX Japan 2023に行ってきました

2019年の横浜開催から4年、コロナがあって時間が空きましたがAdobeさんのイベントMAX2023に行ってきました。

今年の会場は東京ビックサイトの南棟1・2・4ホールで行われました。
午前中のキーノートは仕事で現地視聴は出来ませんでしたが、午後のDTP Transitの鷹野さんのセッションから参加しました。

Adobeさんの生成AIの機能の拡充がadobeソフトウエアーの目玉です。AIを活用することでイラレであればテキストからイメージを作成出来たり、画像系のPhotoshopにしても面倒と言われたタスクが自動化出来たりと驚くべき進化と創造性を具現化するツールに進化しています。Adobe Fireflyも正式にリリースさており、誰でも生成AIがより身近になりました。

要は使いこなせるかという話になってきていて、私も40年近く印刷や制作の業界に居ますが進歩についてゆくのが大変です。

各セクションのセッション後には会場全体でBeer Bash&Sneaksがあって余韻を楽しみながら近い将来公開される新機能の開発状況を初めて公開したりと時間の限り楽しめるMAXでした。

Beer Bashはオリジナルカクテルのセッション参加とアンケートで獲得したポイントを交換してカクテルを1杯頂ける企画です。毎回楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

Sneaksでの発表には驚かされるばかりです。Project Primroseは開発者のクリステイーンが着ているドレスに貼られている素材を10段階のモノクロ階調で制御することでデザインを瞬時に切り替えられるプロトタイプを日本で初めて公開していました。

皆さんしきりと動画を撮影していました。

現在開発中の「Stardust」が凄かった。被写体を選択して移す・ずらす。ずらした場合の背景は自動で補完される。駅などで人が多く映り込む写真などは背景の人込みを消したり、前後の人物を入れ替える事も出来るみたい。

このほかProject Scene Changeは動画編集の根本を画期的に変革しそうです。動画の合成という非常に手間のかかる作業がソフトウエアを使う事で3D的な合成なども簡単に、そして自然な動画として3Dの動画を2Dカメラで現実化してくれる技術に驚きました。

このほか「Project See Through」も写真の映り込み、ガラス越しの映り込みや反射した自分の映り込みを見事に消し去ってくれるソフトです。現在開発中なので何時発表されるかは分かりませんが、Photoshopで何とか加工していたものがボタン操作だけでできるようになる、技術の革新に驚かされるばかりです。

今回のMAXも楽しく参加できました。
お土産のステッカーなどを頂いて帰路につきました。

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