Web制作する際の自社と他社の違いは

よくある手法、マーケテイング的に考える

中小企業がWebサイトを制作する際に原稿を考えると思います。

どうしたら原稿を作れるのか。SWOT分析などを元に戦略を考えるケースも多いと思います。マーケテイングでもよくつかわれる手法ですが、S(Strong:強み)・W(Weeknes:弱み)・O(opportunity:機会)・T(Threat:脅威)の4つを客観的に考える手法です。

自社のビジネスをSWOT分析しましょうとマーケテイングの先生に言われたことを想いだします。
なかなか改まって自社の強み・弱み・機会・脅威を日々の中で考えたことはあるでしょうか。

これは戦略的な目標を立てる際に多くつかわれる手法だと思います。機会を最大化して脅威を減らす、環境要件を考えて市場の規模や自社の事業の課題を導き出す手法です。

商品を売っている会社であれば商品を軸に考えると思います、買ってくれる人の絶対数は、競合先はあるか、同じカテゴリーの商品で絶対的な王者はいないか。

マーケテイングの基本的な手法ですが、目標を立てるには大事なことです。

市場的に考える

商品ではなくサービスを展開する会社であればどうでしょう。商品はサービスなので知名度が無いとサービス自体が訴求できない場合がおおいです。であれば市場に認知をさせる必要がある。

この際、市場認知を上げるためにお金を掛けて広告を打つような大企業であればいいですが、中小企業はそれができません。では何をして市場に認知させるのか、昔はチラシや地元の商工会でPRしたりと狭いエリアでの活動が多かったわけですが、インターネット時代のPRで考えればSNSやYoutubeなどの動画PRなど様々な方法はありますが、絶対的にバズらない限り市場認知が大きく上がることもないわけです。

サービス自体が年齢層に合ったSNS戦略などを取らないと認知にはつながらないし、利用率を上げないとマネタイス(収益化)できないサービスであれば猶更です。

若い人向けのサービスであればSNSの積極的な利用を進めています。TwitterやFacebook、Instaglamなどでもサービス利用イメージを写真や動画でPRするのも良いでしょう。ただ、年齢層の高い方向けのサービスでは実はハードルも高かったりします。

市場を新たに作り出すブルーオーシャン戦略が立てられるのであれば、新たな市場創造を目指して他社との差別化を図るべきなのですが、近年、他社との差別化できるサービスはなかなか立てにくい状態です。

商品的に考える

年齢層が高くても低くても昔からあるサンプリングなどは一定の効果は見込めます。アンケートを集めたいのであればサンプリングと合わせて展開するなどもありだと思います。ただし少々お金が係るので中小企業には重たいマーケテイング手法だと思います。

インフルエンサーマーケテイングなどでは有名人の方に使っていただくPRなどもありましたが、ステルスマーケテイング問題やコスト問題で中小企業には不向きなPR戦略になります。若者向け(学生さんなどをターゲット)の場はTwitterなどで利用者募集を掛けたり、Lineなどを活用する手法もあるかと思います。

商品であればリアル市場とネット市場などに分けられると思います。リアル市場をメインと考えるのであれば「売り場の確保」が必要です。小売り店で扱ってもらう手法が一般的でしょう。しかし市場を押さえて売り場を拡大するのは大変です。

インターネット市場は楽天市場やAmazonなどの大手モールに出店するのも有りだと思いますが、ここでも他社と差別化できている商材であればブルーオーシャンですが、同じ商材を多くの店舗で扱っているのであればレッドオーシャンで価格勝負を強いられます。

中小企業における自社の強みは何か、市場なのか商材なのか、目新しさなのか、斬新さなのか、便利さ、切り口は色々とあると思います。

まずは方向性の切り口を考えることから自社の強みを見つけ出して原稿へ落とし込む必要があります。

売れるサービスや商材なのか

弊社でも同じことが言えると思いますが、Web制作のハードルは近年下っています。無料で利用できるWeb制作サービスもあります。自社の強みを考えた際、同じような会社が多い、検索されるキーワードも弊社であれば「Web制作」「ホームページ制作」「デザイン制作」などになると思います。

これらのキーワードで弊社の検索順位は大きなキーワードの「ホームページ制作」で見た場合、昨年一年のGoogleさんのデータでは650000件ほどの検索数に対して82番と相当下の方です。これでは検索から弊社へ辿り着てきてくれる見込み客も少ないと言えます。中規模ワードの地元「大田区」を足せば22番目ぐらいですが、検索2ページ目では中々見込み客も来てくれないでしょう。

弊社の強みは印刷会社出身だけれどもネットの黎明期からインターネットに関わってきたので、紙物とネットの融合を早い段階から取り組んできた事、そして前職の頃から行ってきている社内システムなどの業務システムなども提案できる点が、一般的なWeb制作会社と違う点だと思います。

現在の弊社のお客様も「印刷物」「EC作成」「ECサポート」「ホームページ制作」「パソコンサポート」が基本的に全て網羅して仕事を頂いている先になります。

自社の強みを見つけるのは中々大変ですが、人であったり商材であり、他社との差別化を探すことから始めるのが順当なのだと思います。

何かお役に立てるようにしたいと思いますので、メールフォームからご相談ください

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