WordPressで企業向けサイトを構築する際、お問合せフォームは必須の条件だと思います。定番のContactForm7はスタンダードで利用者も多いと思います。CSSを用いてデザインなどもカスタマイズしやすく導入のハードルが低いのが特徴と言えると思います。
ただ、企業向けのフォームの場合はGoogle Analiticsなどのツールでの目標設定をして効果を確認したい場合も多くあります。この場合、ContactForm7はエントリーページからの離脱だったり、各ステップでのアクセス解析がしにくい面も持っています。入力された質問や問い合わせの確認ページが存在しないので、送信完了しましたのメッセージで終わってしまうため、各種の段階での係数が取りにくい面がありました。
Googleタグマネージャーを使って詳細に設定を行えば各段階の係数を取得することは可能ですが、初心者には少々ハードルが高いかもしれんません。
お勧めWordPress向けフォームプラグインMW WP Form
私のお勧めするプラグインは「MW WP Form」です。
こちらのプラグインはモンキーレンチのkitajimaさんの開発されたプラグインで、ContactForm7と同じく日本人が開発された優秀なプラグインです。多数のプラグインを公開されていて、ファンも多いのではないでしょうか。
KitajimaさんはWordPress のテーマ・プラグイン開発、アドオン販売、Web サイトの構築事業を行う個人事業主さんですが、Snow Monkyのテーマ開発と販売もされているので結構ご存知の方も多いと思います。
機能面から見たMW WP Form
特徴としては固定ページへショートコードでフォームを設置できる。フォームの設定がプラグインのタブの指示に従って設置すれば氏名・メールアドレス・連絡先・メッセージ欄などを簡単に指定可能だという点。
- ショートコードを使って簡単にフォームを設置できる
ショートコードはWordPressの固定ページや投稿にプラグインの機能などにプラグインから指定された「ショートコード」を貼り付ければフォームなどのプラグインが展開できる機能です。
- URL指定が出来るのもContactForm7と違う点だと思います。
入力画面URL、確認画面URL、完了画面URL、エラー画面URLを個々に指定できるのでGoogle Analiticsなどでデータの取得がしやすいのも売りのポイントだと思います。
- 自動返信メールの設定
- 豊富なバリデーションルール(入力チェック方法のルール)
バリデーションルールの適用。郵便番号欄では桁数不備とか記号などが入力された場合にエラーを返したり、必須項目を設置したり、文字数制限を設けるなど細かな設定ができます。
フォームのカスタマイズなどもできますので、CSSの知識がある方は取り組むのも良いでしょうか。